Orange Pi PCに、ヒートシンクとファンを取り付ける(途中)

Orange Pi PCは、15ドルで買えるARMのCPUボードです。

背景

CPUを全力で使っていると、CPUの温度が75度を超え、強制的にCPUクロックが下げられてしまうので、なんとかしたいです。

購入したもの

  • ヒートシンク 28mm×28mm×6mm (aitendo)
  • ファン 25mm×25mm×10mm (秋月)
  • 熱伝導シール
  • ネジ色々

最初に試した案

ヒートシンクをCPUに熱伝導テープで貼り付け、ファンをネジでヒートシンクに固定(ヒートシンクのギザギザの隙間にネジをねじ込む)。

ネジの寸法について。太さは2.6mm径でOK。長さは、なべネジだったら13mm。平皿ネジは長さの測定方法が違うので、同じ13mmだと、実際の足は10mm程度になる。これだと足がファンから出ないので(座繰り加工をしていない場合)、あと3-4mm長いネジが欲しい。

現在の問題は、ネジの頭が邪魔をして、ケース(公式でセットで売っているケース)が閉まらなくなること。

次に検討している案1

ファンを、ヒートシンクに取り付けるのではなく、ケースに取り付ける。

ケースに取り付け用のネジ穴と、空気穴を開け、ファンをネジでケースの内側に(空気を吸い込む方向で)取り付ける。ネジの長さは長くなる。(ケースの厚みと、最後ナットで終端する分の厚み)

ファンとヒートシンクは若干離れるが、その方が良いという文献もある。

次に検討している案2

ファンのネジ穴を座繰り加工し、平皿ネジがおさまるようにする。

chinachuの録画ファイルを、録画後に移動する枠組み

Linux上の録画システム「chinachu」で、録画終了したファイルを、移動したり、他のホストに転送したりする枠組みを考えます。

今の状況

とりあえず動作するまで開発したので、GitHubに上げました。

https://github.com/taikoyaP/tsfuriwake

開発前

chinachuのrecorded-scriptの仕組みからperlスクリプトを呼び出し、そこで他のホストに転送していました。

その時の問題点

  • 複数の録画が同時に終了すると、複数のファイルが一度に転送されてしまい、負荷とかが心配になる。一応、ioniceとかniceで優先度は下げてるけど、不安。

要求定義

  • 録画が終了したファイルを、別のディレクトリに移動したり、別のホストに転送したりしたい。
  • 同時に1つのファイルのみを処理するようにしたい
  • 移動するためのルールは、別ファイルに設定し、随時書き換えられるようにしたい。
  • 設定ファイルは、json形式で書きたい。

基本設計

  • サーバプロセスを起動し、このプロセスが移動を実行する。
  • サーバプロセスは、クライアントからファイル名を受信し、ファイル名からどこに移動や転送をするかを判断し、実行する。
  • サーバプロセスは、同時に1つだけファイルを移動する。
  • プロセス間通信には、UNIXドメインソケット(STREAM)を使用する。
  • サーバプロセスは、クライアントプロセスから特定のコマンドを受け取ると、設定ファイルを再読み込みする。
  • クライアントプロセスは、recorded-scriptから起動される。
  • クライアントプロセスは、サーバプロセスにファイル名を送信する。